ロビン・クック
ボストン記念病院の麻酔医ジェフリーは、出産時の硬膜外麻酔の事故で訴えられてしまう。
麻酔医としてとても優秀な彼だったが、有罪判決を受けたことで自分を見失ってしまい国外逃亡を企てるが、保釈保障屋のモスコーニが手配した追っ手デヴリンに見つかってしまう。
あてもなく逃げ回るジェフリーは、同じく医療裁判中に自殺してしまった麻酔医であり知人だったクリスの妻、ケリーを訪ねる。
クリスの医療事故が自分のそれと酷似していることと、クリスが最期に残した局所麻酔薬の汚染に関するメモを頼りに、手探りで一連の事故の真相を探るジェフリー。
デヴリンや警察に追われながら手掛かりを探すジェフリーは、危険な目に合いながらも徐々に真相のパズルを完成させていく。
裁判により人生を破綻させられそうになったジェフリーはこの結末に何を思うのか。
医療過誤裁判を題材にした著者お得意の医学小説。
(^^)
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