誉田哲也。
姫川玲子シリーズ。
祖師谷で起きた地下アイドル一家の殺人事件。
父親を除く一家三人が殺害されたその残虐な手口と犯人の行動は常軌を逸したものだった。
警視庁刑事部捜査一課殺人犯捜査第十一係の主任として戻った玲子は、この混成部隊さながらの特捜本部で進展しない捜査に向き合っていた。
かつて姫川班の巡査部長だった菊田は主任に昇任し、姫川と同じ十一係に配属され、この現場でも姫川をサポートしている。
新しい部下たちに囲まれた姫川を優しく見守る統括主任の林は、上司から姫川を代々木で発生したフリーライター殺人の特捜本部へ転出させるよう命を受ける。
複雑に絡み合った事件と捜査員たちの駆け引きに玲子はどう立ち向かう。
死神と呼ばれる玲子を待つ運命は。
ドギツイ描写は誉田のカラー。
伏線は周到で最後まで気が抜けない。
同時刊行のノワールはどんな感じか?
(^^)
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