川瀬七緒。
東京都西多摩地区の山中で発見されたバラバラ死体の一部。
解剖医が遺体の状況を解剖学的に見て導き出した死亡推定と、法医学昆虫学者である涼子が虫たちの状況から推定するそれには大きな開きがあった。
未だ捜査本部では相手にされない涼子を庇うように行動を共にする岩楯は、過去の捜査経験から法医昆虫学者の力に全幅の信頼を置くのだが、なかなか発見されない残りの部位の捜索に疲労が募る。
発見現場付近の山村住民たちの周辺捜査の中から浮かび上がる不審な人物たちとその行動に注目した岩楯たちは、捜査本部の方針に抗いながら、事件の真相に近づいていく。
この事件の答えを導き出した涼子に伸びる犯人の魔の手。岩楯は無事に涼子を取り戻せるのか。
シリーズ最新の書き下ろし作品。
岩楯と涼子の関係にはますます注視したいね。
(^^)
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