門井慶喜。
鳥取県の山間部を走るローカル線の若桜鉄道。
わずか19キロしかないこの鉄道の駅の一つである「うぐいす駅」の駅舎を取り壊して病院を造ろうとする村長グループと、歴史的な建造物であるとの理由から保存を叫ぶ京都大学名誉教授を中心としたボランティア団体。
それぞれのリーダーは、ここ鶯村の尋常小学校で机を並べた竹馬の友であり、この物語の主人公は、村長の孫でかつ名誉教授の孫弟子という複雑な立場の大学院生の涼太。
祖父と名誉教授の双方から、駅舎の素性を洗い出せとの勅命を受けた涼太は、うぐいす駅の設計図に疑問を抱く。
なかなかに波乱な物語の結末は読まなきゃ分からないかな。
(^^)
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