真保裕一。
廃線間近のローカル線。
東北新幹線のアテンダント、ナンバーワンの名を欲しいままにした亜佐美が赤字まみれのローカル線の社長を引き受ける。
同じく、県庁から第三セクターの鉄道会社出向を命じられた鵜澤は、本庁に返り咲くための手はずを整えながら、赤字路線再建のために身を粉にする。
地域の熱意に支えられながら、赤字解消のためにその身を削る亜佐美と鵜澤。
いつしか、その思いは全職員の心に響くのだが、何者かによる妨害工作に鉄路存続の危機を迎えることに。
水面下で動く利権欲しさの役人や、復讐に燃える青年を伏線に添えて、ほのぼのした雰囲気に紛れた傑作が世に放たれた。
真保、こんな路線もありか!?と思わせるこの物語は、ベタだけど面白い。
(^-^)
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