本城雅人。
初読の作者。
四国のR県潮市にある潮メディカルセンター。
5年前に東京の実業家が元々の市民病院を買収し、国の成長戦略に乗って事業を拡大したもので、大学病院並みの高度医療を提供しており、特に肝胆膵を専門とする第二外科には特に力を入れている。
第二外科を率いる鬼塚鋭臣外科部長は、陰で鬼塚ロイドと呼ばれるほどストイックで自制心を持ち、その手技は他者を寄せ付けないほど精密で、センターにおける肝臓移植手術の症例数を日々押し上げていた。
彼を取り巻く研修医や看護師、過去の恨みを持つジャーナリストや厚生労働省の医系技官、ライバル心むき出しの外科部長、はたまた病院経営者と移植コーディネーターの視点から見えてくる鬼塚という医師を描く。
移植医療をテーマに真摯に向き合う一人の医師の心の内を描いた意欲作。
(^^)

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