相場英雄。
元自衛隊員の城戸護。
国の安全保障という建前の元、2名の部下を戦死させた過去を持ち、その後は香港で古いフィルムカメラを扱う商売をして暮らしていたのだが、元上司だったアレックスの紹介で上海の商社マンである王のボディガードを引き受け日本へ向かうことになる。
福岡から日本へ入国した王達につきまとう警察組織とジャーナリスト。
城戸は彼らと対峙しながら王の警護をつづけるのだが、王は秘書から射殺されてしまい、一転追われる身となった城戸は、あらゆる手だてを使い真相を探る。
現代の警察捜査を担う情報戦に立ち向かう城戸に賞賛はあるのか。
城戸が狙われる理由が明らかになるとき、日本という国の危うさが浮き彫りになる。
相場のフィクションとは思えないストーリー進行に一気読み必至。
(^^)
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