2024年2月27日火曜日

元彼の遺言状

新川帆立。

現役弁護士である著者の出世作。
第19回このミステリーがすごい!大賞受賞作。

大手法律事務所で弁護士とし働く剣持麗子。

才色兼備な28歳。毎日の残業も厭わず働いてきた彼女に示された年に一度のボーナスの額に激怒した彼女は、事務所を飛び出した。

暇を持て余す麗子の下に届いた元彼の訃報と友人からの依頼。

そして麗子自身にも元彼からの遺贈の話しが舞い込む。

なかなか伏線が張り巡らされており、ストーリーとしても面白い。 

初読の作者なのだが当たりだった。
ネットオフで続編も併せて購入。
(^o^)

2024年2月25日日曜日

梟の好敵手

福田和代。

梟シリーズ第三弾。

ドーピング上等を謳う新競技「ハイパー・ウラマ」。

この主張に真っ向から反対するスポーツ用品メーカーのアテナから大会出場選手として登録された史奈は、素性を隠すため、揚羽蝶をモチーフにしたメイクを施し、同じ梟の仲間、諒一・容子と共に試合に臨む。

梟と同じく忍者の末裔とされる狗の一族との対決。

ハイパー・ウラマを主宰する謎の組織。

まだまだシリーズは続きそうな予感。(^^)

2024年2月24日土曜日

水族館ガール5

木宮条太郎。

シリーズ第五弾。

アクアパーク4年目の夏を迎える由香。

運営母体のウエストアクアからやってきた事業監査室長の井達との衝突から、また一つ成長した彼女が次に挑むのはウミガメ。

海遊ミュージアムとの連携にあたり、館長直属の業務に就く梶とは、相変わらずなかなか会えないのだが。

ウミガメの聖地での経験は、由香に新たな知識と感情を与える。

偶然出会った由香と梶にもまた。

青春お仕事小説ここにあり。
(^^)

2024年2月23日金曜日

逃げるな新人外科医

中山祐次郎。

泣くな研修医第二弾。

2年間の初期研修を終え、医師として3年目になった隆治は外科医になることを選ぶ。

そのまま牛之町病院に勤務し、この4月からは研修医の世話もすることになる。

一人の外科医として様々な患者に向き合う隆治だったが、鹿児島に住む父親が大腸ガンであるとの連絡が入る。

転機を迎える隆治。

シリーズとしては格段におもしろくなってきた。
(^^)

泣くな研修医

中山祐次郎。

現役外科医の著者のヒット作で、ドラマにもなっているらしい。

本屋でたまたま6作目を購入したところ、シリーズものである事を知り、慌ててネットオフで1~3作目までを購入。
4、5作目は在庫がなかったので、まだ未入手。

幼い頃、兄を亡くした記憶を持つ雨野隆治は、研修医1年目の医師として東京の下町にある総合病院に勤務していた。

クールで美人なオーベンに、一見非情と思われる上司や、一年目の研修医には眩しすぎるほど仕事ができる看護士たちに支えられながら、患者と真摯に向き合うことで医師としての道を歩んでいく。

全く知らなかったのだが、著者の中山氏は、福島県で地域医療を支える高野病院の存続の危機を救うべく、36歳の若さで院長として赴任したという驚きの経歴を持つ。

小説として大変魅力的なプロットに、個性豊かな登場人物たち。
これは面白そう。
(^o^)

2024年2月22日木曜日

プライド2 捜査手法

濱嘉之。

プライドシリーズ第二弾。

1月の新刊のため裏表紙から引用。

現場一筋で暴力団の未解決事件を追う清四郎、順調に昇任して汚職政治家の情報収集を行う隆一、公安警察キャリアとして海外情勢に関わる和彦。
警官として脂が乗ってきた三人の幼馴染がそれぞれの立場から挑むのは、ヤクザと政治家、そこに癒着する新興宗教団体が絡み合う”パンドラの箱”。

安定の警察もの。
(^^)

2024年2月19日月曜日

Eternal Gratitude

ALDIOUSのドラマー、Marinaのラストステージ。

早めの入場だったので、3列目中央をゲット。

普段は低いドラムセットも本日は高めにセッティングされており、Marina嬢がよく見えた!

卒業は非常に残念ではあるのだが、体調を戻してまた元気にドラムを叩いて欲しいと願うばかり。
(T_T)

終了後は渋谷で次男坊と合流して酒盛り。

(^^;)

2024年2月18日日曜日

玉ねぎ

明後日から雨の予報なので、玉ねぎに追肥。

帰りがけにアレッタのほ場を見てきたら、美味しそうなものが結構残っていたので収穫。

家で食べるには最高!
(^o^)

2024年2月17日土曜日

ブラック・ショーマンと覚醒する女たち

東野圭吾。

 つい先月末に上梓された新刊のため帯から引用。

亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽物だ」といいだす。
女性は一笑に付すが、一部始終を聞いていた元マジシャンのマスターは驚くべき謎解きを披露する。
果たして嘘をついているのはどちらなのか・・・。
謎に包まれたバー「トラップハンド」のマスターと、彼の華麗な魔術によって変貌を遂げていく女性たちとの物語。
「人が生きていくうえで助けとなるのは、失ったものではなく、手に入れたものです」

短編連作6作品。

著者が描く新たな主人公、ブラック・ショーマンこと神尾武史。
前作「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」から3年と少々。

短編もかなりいける。
(^^)

2024年2月15日木曜日

うねたてブラザーズ

ササオカの畝立整形機。
うねたてブラザーズSTA-DB30を導入。

早速、アタッチメントの取付ステーをロータリーに装着。

たぶん、この位伸ばさないとロータリーと干渉しそう。

うねたてブラザーズをステーに装着。

スタンドがついたままなのだが、一応、これが最終形態。 

2.4mのロータリーに付けて、畝は3つ分、各畝の間隔は60cmにしてこんな感じ。

後は実際にほ場で作業してみないと何とも言えない。

とりあえず、今シーズンのジャガイモ、キャベツ、長ネギから使ってみよう。
(^^)

2024年2月6日火曜日

黒い巨塔 最高裁判所

瀬木比呂志。

初読の作家。

筆者が前書きに加え敢えて後書きにも記したとおり、フィクションであり創作、パラレルワールドでの出来事とされている。

が、しかし。
最高裁判所の絶大な権力構造を赤裸々に描き出した本書は架空の世界ではなく相当なリアリティを持って受け入れらたのではないか。

その難しい言葉使いから最初は読みづらかったのだが、中盤からは意外とすんなり読み進められた。

たまには、こういうのもありかな。
(^^;)

2024年2月3日土曜日

闘う君の唄を


中山七里。

埼玉県秩父郡神室町。
へき等級二級のこの町の幼稚園に赴任してきた喜多嶋凜。

15年前のある事件以来、保護者会の言いなりになっている園の有様に、凜は、持ち前の勝ち気さで立ち向かっていくのだが。

お気楽お仕事小説かと思いきや、流石は中山。
しっかりと伏線を回収してくれる。

若干強引な幕引きなので、消化不良もあるのだが、まあよしとしよう。
(^^;)