2023年11月27日月曜日

スピノザの診察室

夏川草介。

代表作「神様のカルテ」シリーズとは若干趣が異なるが、夏川らしい医療もの。

10月の新刊のため帯から引用。

雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。
三十代の後半に差し掛かろうとした頃、最愛の妹が若くしてこの世を去り、一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。
哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学準教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが…

久し振りに実書店を物色して入手。

夏川独特の文体は好きずきではあるが、この後の展開に大いに期待したくなる納得の物語。

こういうので、いいんだよね。
(^^)

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