真保裕一。
昨年8月に発行された新刊のため帯から引用。
JR貨物に緊急輸送の依頼が入る。
自衛隊の特殊燃料を青森から佐賀まで運ぶのだ。
計画は無事にスタートするが、ルート上で架線事故が発生。
しかも、積み荷は液体の燃料とは思えない挙動を見せる。
次々と予想もしない危機が続き、ついに政府と警察からは列車を止めるなとの厳命が下される。
JR貨物は最大のピンチを乗り切ることができるのか。
元運転士だった営業マンという普通の人物が主人公として登場するあたりが、真保作品の見所でもある。
現代社会の暗部を描く社会派ミステリー。
(^^)
0 件のコメント:
コメントを投稿