2021年8月14日土曜日

孤高のメス 外科医当麻鉄彦

大鐘稔彦。

既読だった完結編を追うように、その第1巻から6巻、続編となる神の手にはあらず第1巻から4巻、その後の活躍を描く遥かなる峰、死の淵よりの声をブックオフやネットオフで買い求め、漸く全巻を読破。

現役の医師で現在は南あわじ市の診療所で僻地医療に従事している著者の代表作。

本作で描かれる外科手術は、本作の柱となっている肝臓移植を除いてほぼ大鐘氏自らの経験によるものということで、かなり細かな描写が行われている。

等身大のヒーローを描きたいという著者の思いが伝わる当麻鉄彦シリーズ。

堤真一と夏川結衣主演で映画化もされたが、これも大変良かったと記憶している。

じっくり読みたかったので時間がかかった、期待どおりの満足感。
(^^)

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