福田和代。
シリーズ第二弾。
妻と別居し男手一つで一人娘を育てるため、刑事から中国語の通訳捜査官として通訳センター勤務を選んだ城。
警視庁保安課の上月とは官舎の隣同士でもあり、共に事件を追う仲間であった。
高校生売春を摘発した上月のチームは、中国人による新たな売春組織を追うことになり、「赤い虎」という謎の言葉を耳にする。
日本に増え続ける中国人。
言葉の壁や制限される仕事に悩む彼らは、日本の法律に縛られず自分たちの世界を作り出そうとする。
同じ街に暮らしているのに、あたかも別々のレイヤーに存在するようにお互いを感知しない日本人と中国人という切り口はなかなか新鮮。
(^^)
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