濱嘉之。
警察庁警備局警備企画課内情報分析室。
この謎めいた組織は、この国の正義を守るため警察組織内部に創設された全く新しい情報部門である。
ノンキャリながら情報収集と分析能力に長け、順調に昇任を続ける黒田は、持ち前の人たらし振りを最大限に発揮しながら内閣官房内閣情報調査室、FBI研修、公安部公安総務課の情報担当へと、エースの頭角を表していく。
北村警視庁副総監直轄で動き出した情報分析室準備室の初代警部を拝命した黒田は、信頼のおける仲間たちとともに国家を揺るがす巨悪に挑む。
情報官シリーズも既に6作品が刊行されているが、その第一作目として情報分析室の生い立ちと黒田の人柄が丸分かり。
元警視庁警視の著者が警察組織をリアルに描くストーリーは一見の価値あり。
(^-^)
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