新保裕一。
その活躍を知られることのない、陽が当たることのない任務に命をかける男たち。
貧しい母子家庭で育った智貴は東大に進み会社を興す。そして弱冠28歳のカリスマ経営者となった。
謂われのない罪を着せられ、フィリピンの刑務所でつらい日々を過ごした彼は、自分を追いやった者たちを自ら探し出そうとする。
一方、天涯孤独の秘密捜査官であるジャッド・ウォーカーは、イギリスのFBIとうたわれるSOCAからユーロポールへの派遣を言い渡され、血生臭い麻薬絡みの事件捜査に臨む。
そして、智貴を追うフリージャーナリストの美香子もまた、複雑に絡み合う事件に巻き込まれていく。
硬めのストーリーと文体が新保らしい。
(^^)
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