柴田よしき。
警視庁捜査一課の黒田岳彦は、ノンキャリアながらもそれなりに出世の道を進んでいたのだが、たった一度の捜査中のミスに悩み警察官であることを辞することを考えながら、一人捜査のために寒村へ赴く。
所轄署の捜査課では、村出身である小倉日菜子警部補が黒田のサポートにつく。
ほどほどにきれいで愛想のいい日菜子であったが、キャリア組だった夫が殉職し未亡人になったことで、自分の気持ちに整理がつけられない日々を過ごしていた。
人々が集まる東京と限界集落と呼ばれ消えていく寒村を舞台に人間ドラマを描く柴田の連作8話。
黒田と日菜子のすれ違いながらも引かれ会う関係と事件が絡み合い、物語はどこへ向かうのか。
(^-^)
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