梶永正史。
第12回このミステリーがすごい!!大賞作品。
贈収賄や詐欺、横領事件などの知能犯罪を扱う捜査二課の主任代理、郷間彩香。
三十二歳、独身、彼氏なしなのだが、見た目は決して悪くない。ブランドスーツに身を固め、まだまだすれ違う男の視線を集めるだけの力は持っている。
そんな彩香に、渋谷で発生した銀行立てこもり事件の捜査指揮官の特命が下る。
しかも、その指名は犯人側からされたものだった。
審査員の書評どおり粗削りな面はあるが、なかなかのエンターテイメント作品。
時々混じるコミカルな描写は、ちょっともったいない感ありだが、流石は大賞作品。
一気に読ませる展開は、作者の力量の高さを感じさせる。
( ̄∇ ̄)
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