2009年11月2日月曜日

警察庁から来た男

警察小説の雄、佐々木譲の道警シリーズ。
「警官の血」がドラマ化されたが、こちらの道警シリーズの方が映像化受けしそうな感じではある。
ストーリーはもちろんだが、登場人物の個性をしっかりと伝えてくる手法は素晴らしい。
簡潔な、それでいて必要十分なセリフが散りばめられているので、読み進めると、自然と人物像がイメージされる。
キャリアとノンキャリの対比が、人物にも、ストーリーにも大きく関わっているという二面性もオッケーですな。

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