有川浩。
そこそこの高校から一浪してそこそこの私大へ行って、そこそこの会社に就職したが3ヶ月で辞めてしまった武誠治。
アルバイトも長くは続かない誠治がようやく気がついた時には、母のうつ状態はかなり進行していた。
父と誠治が知らずに過ごした20年は、母と姉の亜矢子にとっては地獄の日々だったのだ。
母を救いたいと思う気持ちが誠治を変える。
有川らしい主人公たちの一挙手一投足にたちまちのめり込むこと請け合い。
以前、二宮和也主演でドラマ化されているそうなのだが、こちらは未観。
有川の傑作の一つで間違いない。
(^-^)
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