2020年2月1日土曜日

歌舞伎町ゲノム

誉田哲也。

ジウサーガシリーズ第九弾にして最新刊。

歌舞伎町セブンの日常とその仕事振りが描かれる中編5作。

7人全員が賛成しなければ始末には動けないセブンが6人になってからふた月が経ち、メンバーをどうするのかは喫緊の課題となっていた。

歌舞伎町で一仕事を終えたジロウは道すがらヤクザ者に絡まれるスーツ姿の若者を助けることになる。

ヤクザの親分でセブンの仲間でもある市村と一緒に話を聞いたジロウは若者の切なる願いをセブンで引き受けると決めるのだった。

法では裁けず看過できない悪人たちに制裁を加えるセブン。
ターゲットを徹底的に調べ上げた結果、与える裁きは無罪か死刑かの二つしかない。

新たなメンバーが加わり、セブンの闇の仕事が静かに実行される。

メンバーたちの秘密が少しずつ明らかになり、登場人物たちに血が通いだした。
(^-^)


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