池井戸潤。
シリーズ第四弾。
前作の「ゴースト」と合わせて一つのストーリーになっている。
帝国重工が手掛ける大型ロケット事業とそれによりもたらされる新たな周辺ビジネス。
それは伏魔殿と呼ばれる帝国重工の中でも己の信念を貫こうとする誠実な男、財前道生に拠るところが大きい。
第一弾から脈々と続く佃製作所の佃社長と財前のタッグや素晴らしい社員たち、そして都度の登場人物の良さがこのシリーズの真髄か。
ドラマの最後は米農家としては非現実的なシーンに失笑モノだったのだが原作はしっかりしていたので安心した。(笑)
ストーリーの素性の良さと読みやすさに次作も期待したいところ。
(^-^)
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