中山七里。
御子柴礼司シリーズ第四弾。
29年もの間疎遠になっていた実妹の梓が突然御子柴の事務所に現れ弁護を依頼してきた。
どの弁護士にも引き受けてもらえないという梓が語った内容は、旦那の殺人容疑で逮捕されたという母郁美の弁護だった。
肉親であることを全く無視して弁護に臨む御子柴だったが、その苦悩を側で見守る事務員の洋子はこの裁判の弁護から手を引くよう御子柴に進言する。
検察側優位で進む裁判に窮地に立たされる御子柴が繰り出すどんでん返しと母の告白。
このシリーズは後味スッキリとはいかない。
次回作があれば洋子の存在が気になるのだが、どうかな。
(^^)
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