ロビン・クック。
1987年、著者の第8作目として上梓。
林克己訳で1988年に早川書房より出版。
実在のウイルス病であるエボラ出血熱を題材に、当時流行していたエイズの社会的影響を織り交ぜた医療サスペンス。
1976年、アフリカのザイールで発生したエボラ出血熱。
これと同じ株と断定されたエボラが、現代のロサンゼルス、セントルイス、アリゾナで次々と発生。
恐ろしく高い致死率を誇るエボラはまた、次々と変成することでも知られている。
にも関わらず、各地で発生したエボラは全てが同一の株であるという事実を疫学者であるマリッサは疑問視する。
発生原を特定するため念入りな調査を進めるマリッサに、次々と起こるアクシデント。
小柄で美人な31歳のマリッサを取り巻く3人の男性たちとの関係は、ストーリー上も大変重要。
かなりディープなストーリーはじっくり読みたい。
(^^)
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