辻村深月。
1987年、日本でも法律が施行された特別養子縁組。
中絶や児童虐待から子供を守るセーフティネットになっているとともに、実子として養子を育てたいと願う養親の要望に応える制度として成立。
幼稚園に通う5歳になる息子、朝斗を大切に育てる清和と佐都子。
彼らの事情で子宝に恵まれなかった二人は、この制度で朝斗と家族になった。
ある日、朝斗の生みの親だと名乗る女性から子供を返して欲しいという脅迫電話がある。
子供を育てられない者と子供を授かることが叶わない者のそれぞれの事情を軸に物語は進む。
起承転結の転が不安を誘うのだが…
じんとするね。
(^^)
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