東野圭吾。
筆者の作家デビュー30周年記念作。
水難事故で脳死と思しき状態となり眠り続ける少女。
BMI、ブレイン・マシン・インターフェース、脳と機械の融合を研究する会社の社長である父と、娘の脳死を受け入れられない母に生かされ続ける少女。
果たして彼女は生かされているのか、生きようとしているのか。
臓器移植に関する日本の現状を巧みに挟みながら、東野ワールドへと誘うその筆力は流石の一言。
新作につきネタバレ注意であるが、作品として秀逸なのは間違いなし。
(^^)
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