2012年12月27日木曜日

殺戮ガール

七尾与史。

お笑い芸人を目指す女殺人鬼の奇行と逃亡劇。

平成最大のミステリーと言われた女子高生30人の失踪事件。10年が経ち偶然発見された遺体たち。
そこには、あるべきはずの遺体が一体だけ見つからなかった。

被害者の叔父である一人の刑事が僅かな手掛かりから殺人鬼を追い詰めるが…

プロットはありがちかな。( ̄3 ̄)

2012年12月26日水曜日

このミステリーがすごい!2013

さっき本屋でゲット!

1位は圧倒的な支持を得て横山秀夫の「64」
2位は宮部みゆきの「ソロモンの偽証」
以下、今年書店を賑わした作品がズラリ。
marble未読の作者が多数ランクインしている。

目ぼしいモノから図書館で予約しようかねぇ。

あ、因みに本日また一つ歳をとってしまいました。
(^^;

2012年12月22日土曜日

レベル7

宮部みゆき。

見知らぬ部屋で目覚めた男は、隣に眠る見知らぬ女を見つめた。
彼女は一体誰なのか。
それに、自分が誰なのかも分からない。

時を同じくして、一人の少女が「レベル7まで行ったら戻れない」と謎の言葉を残して失踪する。

彼らのは腕には謎のナンバーが記されていた。

自分たちの記憶を取り戻すために動き出した二人と、少女を探す生命保険会社のカウンセラー。

悪夢のような真夏の4日間を描く。

彼らを結びつける忌まわしき過去の事件の真相。

宮部初期の傑作だけあって最後まで面白い。
推理小説とはかくありきか。
( ̄▽ ̄)

2012年12月15日土曜日

SROⅣ黒い羊

富樫倫太郎。

シリーズ第四弾。

法務省から捜査協力を要請されたSRO。

14歳で家族4人を殺害した太刀川は医療少年院を出て北海道のペンションで働いていた。

大学生のスポーツサークルが宿泊し、太刀川とトラブルを起こした男子学生は太刀川共々行方不明になる。

新たなシリアルキラーは、北海道を離れ東京に潜伏する。

本当の家族を得るため、太刀川の猟奇的な殺人はエスカレートしていく。

第一弾から続く一連の流れは続編への伏線か。
まだまだ期待できますな。
( ̄▽ ̄)

2012年12月13日木曜日

SROⅢキラークイーン

富樫倫太郎。

一作目で山根たちに逮捕され東京地検で取り調べを受けていた史上最悪のシリアルキラー近藤房子。

ある日の押送中、彼女を崇拝する若者が手配した策略により護送車が襲われ、殺戮の女王は東京に放たれてしまう。

SROのメンバーに襲い掛かるキラークイーンの残虐さに目を奪われるが、ストーリーの仕立ての良さが光る。
(^O^)

2012年12月11日火曜日

SROⅡ死の天使

富樫倫太郎。

SROシリーズ第二弾。
調査室に届いた一通の投書。
担当患者が亡くなった責任をとらされて退職を強要されたという内容に疑問を呈した山根たちは極秘の調査を開始する。

潜入捜査にハッキングという常識を外れた強引な捜査にSROの存続が危ぶまれる。

特定の日に起こる連続殺人の謎に迫った山根たちは仲間を救う事ができるのか。
Ⅰほどのインパクトはないが十分面白い。
(^O^)

2012年12月8日土曜日

SROⅠ警視庁広域捜査専任特別調査室

富樫倫太郎。

総理大臣の勅命で警視庁に新設されたSRO。
日本でただ一人の広域捜査専任特別調査官である山根警視長を室長に4人のキャリアと2人の事務方から成る特殊な部署。

訳ありの7人が警察庁のスーパーコンピュータ「マザー」の情報を駆使しつつ連続殺人鬼「ドクター」を追い詰める。

脇役的な登場人物も含めてキャラクター設定も魅力的。
ストーリーももちろん面白い。
終盤に至るまで犯人が分からない展開も納得。
一気読みだわ。
( ̄▽ ̄)

2012年12月7日金曜日

三匹のおっさん

有川浩。

本屋の棚に並んでいた時から気になっていたのだが、買わず終いだった。

最近、読書好きな幼馴染みから借りたたくさんの本の中に混ざっていたので、有り難く拝読。

内容はとても痛快。

還暦を迎えた三人の幼馴染みのおっさんたちが悪い奴らをぶちのめす。

可愛らしい恋愛模様を織り混ぜながらイイ雰囲気を醸し出すストーリー展開にほのぼの。
( ̄▽ ̄)

2012年12月6日木曜日

判決の誤差

戸梶圭太。

以前、「誘拐の誤差」を読んだ時、結構ブラックな感じがしたのだが、今回もかなりキツかったかな。
(>_<)

2012年12月4日火曜日

ヒトリシズカ

誉田哲也。

ストロベリーナイトで有名な著者がおくる哀しい警察小説。

六編の短編から成る驚愕のストーリー。

一つひとつの話しの謎が収束したとき、一人の女性の強さと恐ろしさ、そして切ない想いが明らかになる。

これはハマりますな。
( ̄▽ ̄)

2012年12月2日日曜日

ピース

樋口有介。

秩父の田舎町にあるスナック。
元公安刑事のマスターが経営し、謎を秘めた若者が働いている。

常連が集う店の看板ピアニストがある日殺されバラバラで見つかる。
同様な手口の事件が続き、田舎町に震撼が走る。

定年間近の老刑事がたどり着く事件の真相。

伏線からして、何かあると思ったのだが、まずまずのストーリー。
(^O^)