2012年3月10日土曜日

アンダー・ザ・ドーム

スティーヴン・キング。
2011年ミステリー&エンターテイメントベストテン海外編にて12位。
著者の長編小説としては、「ザ・スタンド」「IT」についで三番目の大作。
メイン州の小さな田舎町が、ある日突然透明なドームに覆われ、外界と遮断されてしまう。
ドームの中に取り残された人々は恐怖に押し潰される。
町を裏で牛耳る第二町政委員の愚かな私欲のために罪のない人々が殺され、また投獄される。
逃げ場のない閉鎖空間で悪事の限りを尽くす狂った若者たち。
奇怪なドームの正体を究明し、ドームを破壊するため、囚われの陸軍大佐を救うため、秘かに集結した良識のある僅かな住民たち。
ハロウィンを前に町の行く末はどうなるのか、そしてドームが創られた目的は何か。

終盤のごく僅かの部分のみ心安らげるが、ほとんどが暴力と虐待描写の連続で苦痛な読み心地。
作者の持ち味と恐怖小説としてはこんなものなんだろうが、marble的にはNO GOOD。
(-"-;)
忙しかったこともあるのだが、読破に10日も掛かってしまった…
口直しに次の本は何がいいかなぁ(-.-;)

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