五十嵐貴久。
警視庁捜査支援分析センター、通称SSBCのコンピューター犯罪特殊捜査官の蒼井俊巡査部長。
IT企業でAIによるビッグデータ解析と未来予測システムの開発担当から警視庁に転職した彼は、特殊捜査班への転属となり、V事件と呼ばれる連続殺人事件の担当になる。
過去の事件で車椅子生活を強いられている班長の水無月玲の下集められた個性的な面々による少数部隊にスポットを当てながら、警察組織の闇や未解決事件、最先端捜査の手法を描く警察小説。
ほんわか路線の五十嵐作品に慣れていると、この手のミステリーが、著者のデビュー作だったことを思い出させる。
少し刺激強めではある。
(^^;)