2015年7月30日木曜日

約束の海

山崎豊子。

著者の遺作となった小説。
残念ながら三部構成のうち第一部のみが完成している未完の絶筆となった。

巻末には著者が構想していた第二部、第三部の案を山崎プロジェクト編集室がまとめた『約束の海』その後−が掲載されている。

海上自衛隊の士官として有望視されている花巻朔太郎は、最新鋭潜水艦くにしおの船務士としてその任務についていた。

自衛艦隊による展示訓練を終えたくにしおは母港のバースへの帰投途中で民間の遊漁船第一大和丸と衝突し、30名もの死者を出す。

自分を責める朔太郎は自衛隊の職を辞する覚悟を決めるが、戦争の話を一切しない父との久し振りの再開で交わした言葉に新たな問いを突きつけられるのである。

恋心を寄せるフルート奏者の頼子や、朔太郎に近づきたい食堂の看板娘サキ、登場人物も個性的で、今後の展開が大いに期待されただけに残念でならないが、著者のご冥福をお祈りする。

2015年7月23日木曜日

禁断の魔術

東野圭吾。

ガリレオシリーズ最新作。

湯川の高校の物理研究会の後輩で技術者だった父と母を亡くし、姉と二人で暮らしていた伸吾。

突然の姉の死により大学を中途退学して金属加工会社で働き始めた伸吾は、その頭の良さと腕の確かさに会社の社長からも頼りにされるのだが、突然失踪してしまう。

度々起こる謎の爆発事故の捜査線上に浮上した湯川。

警察の捜査が進み、湯川の元を訪れた草薙と薫は、湯川が浮かべる苦悶の表情に事件の行く末を案ずるのだが。

シリーズの中でもヒューマン色が強めで読み応えもある。
(^-^)

2015年7月19日日曜日

ヒトイチ

濱嘉之。

警視庁警務部人事一課。
警察の警察と畏れられるその部署は警視庁内部の不正に目を光らせる特殊な任務を担っている。

若きエリートの榎本は通称ヒトイチの監察係長として、その辣腕を奮う。

警察組織の誰にも漏らすことのできない極秘中の極秘を扱う特殊な部署に巣くう悪を榎本は拾いだせるのか。

シリーズ初発として、榎本の料理男子は受け入れられるのか(笑)

まぁ、意外性をつくのはいいが、実写が思いつかないかな…
(^-^;)

2015年7月12日日曜日

ステッカーチューン

リアの色褪せてしまったステッカーを新調。

なかなか剥げなかったので浸透潤滑剤をブシューっと!(^-^;)
後はプラスチックのヘラでちまちまと…

一回り小さめのクワドリフォリオ付きにしてみました。

も一つ。
フロントフェンダーにこれまたクワドリフォリオのエンブレムを装着。

イタ雑で左右セットのお買い得品。(笑)

カードケースその2

少しだけ時間ができたので、久し振りにすずらんで端切れを物色。

かみさんを飲み会に送り出してから、前回の型紙で製作を開始。
ほぼ完成の頃にかみさんが帰宅したので、ざっと3時間コース。

赤革をベースに、内側のカード入れ部とマチはヌメ革を使ってアクセントに。
縫い糸はオレンジの太糸でステッチ感を出してみた。
(^-^;)

2015年7月9日木曜日

ラプラスの魔女

東野圭吾。

作家デビュー30周年記念作品。
著書の80作品目というから驚き。
書き下ろしの新作のため、帯から引用でご勘弁。

円華という若い女性のボディガードを依頼された元警官の武尾は、行動をともにするにつれ彼女には不思議な《力》が備わっているのではと、疑いはじめる。
同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。
検証に赴いた地球科学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する。

とても東野らしく、やっぱり面白い。
(^O^)

2015年7月3日金曜日

AKU

本日から石井スポーツのサマーセール。

朝刊でチェックしておいたので仕事帰りに長野店でトレッキングブーツを物色。

クリアランスセールのため在庫サイズはかなり偏りが…

足のサイズを計ってもらい手頃なものを選んだ。

幅広のmarbleでも特に違和感はなかったので、トランスアルピナGTXをチョイス。

店員さん曰わく、踵のクッションがいいんだとか。
ソールは硬めがよかったので、ほぼ期待どおり。
(^O^)

さてさて、夏休みが取れるのかが一番の課題だったりする。
(-.-;)