2020年9月3日木曜日

捏造のロジック

喜多喜久。

手持ちの本が無かったので図書館の蔵書検索で面白そうなモノを探してみた。

タイトルでこちらの本もヒットしたので併せて借りてみたところ、基本的に同じモノだった。(-.-;)

万能細胞をめぐる論文の捏造事件から2年。

執筆者は亡くなったり失踪し世間からは忘れ去られようとしていたのだが、何者かによって再び件の論文が投稿されてしまう。

研究室内部の犯行を疑うセンター長の東堂は研究員の円城寺に聞き取り調査を命じるのだったが、めぼしい結果は得られないまま文部科学省研究公正局の調査が入ることになり、調査員である二神冴希の監視役として再び円城寺にその命が下る。

冴希の調査により新たな事実が暴き出されていくのだが、2年前の論文捏造のロジックとは。

ラブとケミストリーの組み合わせは著者の得意分野。
まずまずの面白さ。
(^-^)

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